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ディープフェイク画像・動画を削除する方法と相談先

最終更新: 2026-06-05

「自分の顔が、撮った覚えのない動画に貼りつけられていた」——そんな現実を突きつけられたとき、頭が真っ白になるのは当然のことです。これはあなたが何かを間違えたから起きたのではありません。勝手に画像を加工し、拡散した側に責任があります。まずは深呼吸を。ここから、できることを一つずつ整理していきます。

ディープフェイクとは、いま何が起きているのか

ディープフェイクは、AIを使って実在する人の顔を別の映像に合成する技術です。SNSに公開したふつうの顔写真一枚からでも、性的な画像・動画が作られてしまうことがあります。

ご本人にとっては「自分が写っているように見える」だけで耐えがたい苦痛です。しかし覚えておいてください——それは事実の記録ではなく、第三者が作り出した偽物です。あなたの尊厳が傷つけられてよい理由には、どこにもなりません。

まず落ち着いて、証拠を残す

削除を進めるうえでも、後から相談するうえでも、「どこに・何が」あるかの記録が手がかりになります。つらい作業ですが、可能な範囲で構いません。

  • 該当ページのURL(アドレス)を控える
  • 画面全体が写るようにスクリーンショットを撮る(投稿日時・アカウント名が入るように)
  • 投稿者のアカウント名やプロフィールも記録する

直接見るのが苦しいときは、信頼できる人や支援窓口に同席してもらいましょう。一人で画面に向き合わなくて大丈夫です。

削除に向けてできること

プラットフォームへの削除申請

多くのSNSや投稿サイトには、本人の同意なく性的な合成画像を載せられた場合の削除窓口があります。「なりすまし」「合成・偽の画像」「同意のない性的コンテンツ」といった申告区分が用意されていることが多く、本人からの申請を優先して扱う傾向があります。

検索結果からの除外

元の投稿が消えるまで時間がかかる場合でも、検索エンジン側に「画像の削除」を申し立てることで、検索結果に表示されにくくする方法があります。これは拡散を抑えるうえで現実的な一手です。

海外サイト・再アップロードへの考え方

運営者と連絡が取れない海外サイトや、消しても別の場所に上がってしまうケースでは、サイトの運営者だけを相手にしても追いつきません。そうしたときは、サイトを支える土台——画像を保管しているサーバー(ホスティング)、ドメインを管理する事業者、配信を担うネットワーク——に働きかける考え方が有効です。私たち事業者は、こうした技術的な検知や、海外サイトへの削除申請のサポートを行っています。

なお、削除を保証できる事業者は存在しません。状況により結果は変わり、すべてを消し切れるとお約束することはできません。削除を断定・保証するようなうたい文句には、どうかご注意ください。

法的な対応を考えるとき

投稿者を特定して責任を問いたい、損害賠償を求めたい——こうした法的な手続きは弁護士の領域です。当社は代理や交渉を行うことはできませんが、必要なときに頼れる公的な窓口があります。

  • 法テラス(日本司法支援センター):相談先の案内や、条件により無料の法律相談
  • 各地の弁護士会:性被害・ネット問題に対応する相談窓口
  • ワンストップ支援センター:性暴力被害の相談を、心と手続きの両面で支える窓口(全国共通短縮番号 #8891)

技術的な削除サポートと、法的な対応。この二つを分けて考えると、いま何から動けばよいかが見えやすくなります。

よくある質問

顔写真を勝手にアダルト動画に合成されました。無料で削除できますか?

各プラットフォームの削除申請窓口は無料で利用できます。検索結果からの除外申し立ても費用はかかりません。まずはこうした無料の手段から試すことができます。専門の事業者へ相談する場合の費用は、事前に確認しておくと安心です。

ディープフェイクは偽物だと証明しないと消してもらえませんか?

多くの窓口では、本人の同意なく性的な画像が作られた・公開されたという申告自体を重く扱います。「合成された偽の画像である」と申し添えれば足りる場合が多く、技術的な証明を求められないことも少なくありません。

削除してもまた同じ画像がアップされます。どうすれば?

再アップロードは、サイトの土台となるサーバーやドメイン管理事業者、検索除外といった複数の角度から対処していく必要があります。個人で追い続けるのは負担が大きいため、技術的なサポートを行う窓口に相談する選択肢があります。

相談したことが家族や周囲に知られませんか?

公的な相談窓口も民間の事業者も、相談内容の秘密を守ることを基本としています。連絡手段や記録の扱いについて不安があれば、最初に確認しておきましょう。

加害者を特定して訴えたいです。

発信者の特定や損害賠償の請求は弁護士が扱う領域です。法テラスや弁護士会、ワンストップ支援センターが入口になります。証拠の記録を残したうえで相談すると、話がスムーズに進みます。

一人で抱え込まないでください

偽物の画像に、あなたの価値が左右されることはありません。それでも、見つけてしまった夜の恐怖や、誰にも言えない苦しさは、本物です。だからこそ、その重さを少しだけこちらに預けてみてください。

LINEの公式アカウントから、無料でご相談いただけます。秘密は固くお守りし、女性スタッフが対応します。「何から話せばいいか分からない」——その状態のままで構いません。まずは一言、声を聞かせてください。